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料金変更や記事更新をBingに通知できるIndexNowを解説|設定方法とAI引用の確認手順

IndexNowで料金変更や記事更新をBingへ通知する方法を解説します。Bingからの流入を踏まえた導入の意義、CMSでの連携と手動設定、サイトマップとの違い、AI回答に古い情報が残る原因を紹介します。

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Bingから訪れる読者に最新の情報を届ける

Microsoftの検索エンジンBingが、日本のPC検索からサイトへの流入で大きな割合を占めていることをご存じですか? Statcounterの計測対象サイトでは、2026年9月に日本のPC検索から発生したページ閲覧のうち、Bingが 51.83%、Googleが42.17%を占めました。(Statcounter 日本のPC検索シェア)

検索から訪れる読者には、現在の料金やサービス内容を届ける必要があります。ところが、サイトの本文を書き換えた時点では、検索エンジンが保存している情報に変更が届いていないことがあります。検索エンジンはページを巡回して更新を発見するため、公開と情報の取得には時間差が生じます。

その時間差を減らすために使えるのが、更新したURLを検索エンジンへ知らせる IndexNow です。BingはAI検索で最新の情報を取得するためにも、IndexNowの利用を推奨しています。記事や料金ページの更新を知らせることは、通常の検索結果とAI回答に現在の情報を届けるための取り組みになります。(BingのAI検索ガイド)

IndexNowは更新したページのURLを検索エンジンへ送る

IndexNowで送るのは、追加・更新・削除したページのURL です。どのページが変わったかを検索エンジンに知らせます。Bingなどの参加検索エンジン間で通知が共有されるため、参加する各社に同じURLを送る手間を省けます。(IndexNow仕様)

料金を変更したページを例にすると、公開作業に次の流れを加えます。

  1. 料金ページに新しい金額と適用開始日を掲載する
  2. 更新した料金ページのURLをIndexNowで送信する

通知を受けた検索エンジンは、そのページを取得するか、いつ取得するかを判断します。ページを取得するタイミング は検索エンジンの実行予定や品質評価などによって変わります。(IndexNow FAQ)

サイトマップがあっても更新通知を追加する意味がある

サイトマップは、サイト内のURLを検索エンジンへ伝える一覧です。IndexNowは、その中で変更のあったURLを知らせます。Bingは両方の併用を推奨しており、サイトマップの最終更新日時を表すlastmodには、実際にページの内容を変更した日時を記載するよう案内しています。(BingのAI検索ガイド)

既存のサイトマップは維持し、ページを公開・更新する処理にIndexNowの通知を追加する形で運用します。

CMSの連携機能か通知APIで導入する

WordPressなどでは既存の連携機能を使う

CMSは、記事やページを編集・公開する管理システムです。WordPressやWixなどでは、標準機能やSEOプラグイン によるIndexNow連携が用意されています。利用中のCMSやプラグインがIndexNowに対応していれば、その連携機能を有効にして導入できます。(IndexNow FAQ)

連携機能を有効にしたら、記事を公開・更新した後の送信履歴を確認してみてください。変更したURLが送信されていれば、自動通知が動作していると判断できます。以後は、更新のたびに手作業で通知する手間を省けます。

独自サイトではキーファイルとURL送信を設定する

独自に作ったサイトでは、IndexNowの通知APIを使えます。APIは、サイトのプログラムから通知を送るための窓口です。手動設定に必要なのは、サイトの管理者であることを示すキーと、更新したページのURLです。

たとえば、説明用のキーをexample-key-1234とすると、ファイル名はexample-key-1234.txt、内容はexample-key-1234です。このファイルをサイトのルートに公開します。下記のように、ドメイン名の直後にファイル名が続くURLです。

ファイルのURL: https://example.com/example-key-1234.txt
ファイルの内容: example-key-1234

ファイルはUTF-8という文字コードで保存します。実際の設定では自分のサイト用のキーを生成し、ファイル名の.txtより前の部分とファイルの内容に 同じキー を使います。(Bing導入ガイド)

次の例は、https://example.com/pricingの更新を通知する送信先URLです。url=に変更したページのURL、key=にキーを指定します。ページのURLに含まれる記号は、:を%3A、/を%2Fに変換しています。この変換をURLエンコードと呼びます。

https://api.indexnow.org/indexnow?url=https%3A%2F%2Fexample.com%2Fpricing&key=example-key-1234

自分のサイトのURLとキーに置き換えた送信先URLをブラウザで開くか、HTTP通信ツールからリクエストを送ると通知できます。送信先は処理結果をHTTP応答コードという数値で返します。HTTP 200はURLの受理 を示します。202はURLを受理してキーの検証を待っている状態、403はキーが無効な状態です。403が返ったときは、指定したキーに対応するファイルが公開されているか、ファイルの内容も同じキーかを調べ、誤りを修正します。(IndexNow仕様)

独自サイトでも、通常の運用ではページの公開処理にこの送信を組み込みます。新しい本文が公開された時点で通知すれば、担当者が更新ごとにURLを送る手間を省けます。

料金や提供条件が変わったページを通知する

新しい記事の公開だけでなく、料金や在庫の変更、ページの削除もIndexNowの通知対象です。次のように、変更があったページのURLを送ります。(IndexNow FAQ)

公開した変更 通知するURL
新しい記事を公開した その記事のURL
料金やプランの内容を変更した 変更した料金ページのURL
サービスの提供地域や利用条件を変更した 条件を書き換えたページのURL
販売終了に伴い商品ページを削除した 削除した商品ページのURL

料金ページを更新しても、比較記事やFAQに旧料金が残っていれば、読者は異なる金額を目にします。同じ料金を載せているページの本文を修正し、実際に変更したURL を通知します。日本語版と英語版の両方を修正したなら、両方のURLが対象です。

更新頻度そのものの考え方は、AI検索で引用され続ける記事の鮮度と更新頻度 で解説しています。

AI回答に古い料金が残る原因は引用元からたどる

通知APIの200応答で分かるのは、検索エンジンがURLを受理したことです。検索結果に更新が反映されたことや、AIが新しい情報を引用したことは、検索結果と回答の内容で判断します。

新料金を掲載した後もAI回答に旧料金が出るときは、回答に付いた引用リンクを開いてみてください。自社の料金ページか、別の記事かによって、調べる対象と修正内容が変わります。

  • 更新した料金ページ:本文や料金表に旧料金が残っていれば修正します。Bingでの取得状況は、サイト管理ツールBing Webmaster ToolsのURL検査で、検索データへの登録状況や取得時のエラーを調べます。(Bing URL検査)
  • 別の自社記事:比較表やFAQなどに残った旧料金を修正し、その記事のURLを通知します
  • 第三者の比較記事:新料金の公式ページと適用開始日を示して、記事の更新を依頼します

第三者の記事の変更は、そのサイトの管理者が行います。自社の料金ページを通知する作業だけでは、第三者の記事に載っている金額は変わりません。

更新前後のAI回答を比べるときは、質問文と利用地域とAIサービス をそろえ、検索機能の利用有無も変えずに回答日時と引用URLを記録します。国内契約の料金を日本語で尋ねた回答同士で比較すると、海外の料金との取り違えを避けられます。

IndexNowで料金変更や記事更新をBingへ知らせる

IndexNowを使うことで、記事の公開や料金変更をBingなどの検索エンジンへ通知できます。CMSの連携機能を使うか、公開処理に通知APIを組み込むかを、サイトの構成に合わせて選びます。

通知するページには、現在の料金や適用条件を記載します。たとえば、料金表と本文の金額が一致しているか、いつから誰に適用される料金かが書かれているかが点検の対象です。検索エンジンがページを取得でき、読者が内容をもとに判断できるように、公開状態と本文の説明も点検しましょう。

Please Cite Me! は、ページが適切に公開されているか、ページの内容が充実しているかをチェックして結果を出力できるSEOエージェンシー向けのレポートツールです。

IndexNowで更新を知らせる料金ページや記事の公開状態と説明内容を点検する際に、ぜひ使ってみてください!

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著者紹介

岡本 侑馬

岡本 侑馬

Please Cite Me! 開発者・Abeam Tech株式会社 代表取締役

東京大学卒業。Webプロダクトの開発を行いながら、SEO・AI検索における情報設計や、Webコンテンツが検索エンジンやAIに正しく理解・引用されるための設計に取り組んでいます。

X / @okamoto_yuma_

よくある質問

IndexNowではどのタイミングでURLを送信しますか?

新しい記事の公開や、料金・提供条件などの変更が本番ページに反映された時点で送信します。削除したページも通知対象です。更新したURLの送信を公開作業に組み込むと、通知漏れを減らせます。

サイトマップがあればIndexNowは不要ですか?

サイトマップはURL一覧を伝え、IndexNowは変更のあったURLを知らせます。Bingは併用を推奨しています。サイトマップを維持したまま、公開・更新時の通知を追加できます。

通知に成功するとすぐ検索結果やAI回答が変わりますか?

通知の受理後、検索エンジンによるページの取得と登録が必要です。通知APIの200応答は送信成功を示し、AI回答の変化は回答内容と引用リンクで判断します。

IndexNowを使うとAIからの引用が増えますか?

IndexNowは、検索エンジンによる更新の発見を助けます。AIからの引用が増えたかどうかは、実際の回答に自社ページへの引用リンクが付いた回数で判断します。URLの送信件数だけでは引用の増減を判断できません。

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